災害対応「浸水センサー・止水版」
浸水害への備え
浸水害には2種類あります。①排水能力を超える多量の雨により排水が雨量に追い付かず、河川が氾濫したり、堤防が決壊したりすることで街が水に浸かる「外水氾濫」。
②大雨の排水が間に合わず、住宅や田畑が水に浸かる「内水氾濫」。
近年、地球温暖化による異常気象に伴い、世界各地で山火事・干ばつ・台風(ハリケーン)等が多発し、多大な被害をもたらしています。
日本では、2020年(令和2年)7月3日から7月31日にかけて、熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で発生した集中豪雨により、
熊本県を中心に被害をもたらした事は記憶に新しいかと思います。
[内水氾濫・外水氾濫発生時に求められる対策]
突然浸水害に巻き込まれ、資産などを失ってしまう前に、事前の対策が必要です。大雨警報や洪水警報が発令されるなど浸水被害が予想されるときは、被害を抑えるために、家の中に水が入ってこないように対策をします。
一般的な住宅や企業の浸水対策は、水の侵入口となる玄関などに止水板や土のうを設置することです。
冠水・浸水を検知すると、スマートフォンやパソコンへメール通知するシステムもあり、防災担当者がメール転送することで、国・自治体、
住民、地域企業といった関係者への、素早い情報共有が可能です。